SNS運用のコンサル、適正料金はどれくらい? 自社に適したサービスを選ぼう
自社でSNSを運営していくことになったけれど、SNSに詳しい人が社内にいない場合どうやって進めていけばいいのでしょうか。多くの場合はSNSコンサルタントや運用代行業者に依頼することになるのではないでしょうか。とはいえ、実際コンサルや運用代行がどのようなことをしてくれるのかもわからなければ、どれくらいのお金を払うのが適切かも分かりませんよね。この記事では、SNSコンサルとはどの業務範囲なのか、どれくらいの料金設定なのかということを紹介していきます。
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このページの目次
そもそもSNSコンサルとは? 運用代行との違いは?
SNSコンサルとは一体どのようなものなのでしょうか、似たような業者としてSNS運用代行というのもあります。コンサルと運用代行の違いはどのようなものなのでしょうか。実は、SNSコンサルには明確な定義や資格はありません。とはいえ実際に何を行っているかがわからなければ依頼することも難しいですよね。簡単に解説するとSNSコンサルとは企業のSNSアカウントを運用していく際に、どのような方針でどのような内容の投稿すべきなのか、アカウントの方向性をどのようなものにしていくべきなのかということを戦略的に分析し支援する仕事といえます。
このようなSNSコンサルのSNS運用代行との違いは、実際にSNSアカウントを動かすような実務を行うかどうかという点にあります。実際にコンテンツを作成したり、SNSを通したユーザーとのコミュニケーションなどまで行うことが運用代行では業務範囲に含まれますが、SNSコンサルではそのようなことは業務範囲に含まれないため、コンサルよりも運用代行のほうが広い範囲の仕事をお願いできるといえるでしょう。
SNSコンサルの業務範囲はどこまで? 何をしてくれる?
ではSNSコンサルに依頼する際、具体的に何をしてくれるのでしょうか。もちろんこれから紹介することを必ずしもすべての業者が行っているとは限りませんが、メジャーなSNSコンサルの仕事であるとして参考にしてみてください。
今後の方針・課題の定義
今後SNSをどのように運用していくべきなのか、現在抱えている問題は何なのかというような方針や課題を定義することはコンサルの代表的な仕事です。このような仕事はある程度SNS運用の経験が必要となる分野であるため、自社で行う際には難しいことの1つでしょう。
ターゲティング・戦略の設定
洗い出した課題や方針を元にどのようなターゲットに訴求するためのSNSにするのか、どのような投稿を行っていくのかという戦略を考えるのもSNSコンサルの仕事です。この戦略が要となってSNSの運用をしていくことになるため非常に重要なセクションです。
運用支援
実際運用していくにあたって、投稿制作の支援やどのようなユーザーが閲覧しているのかなどのレポートを制作するのもコンサルが行う重要な業務です。ユーザーの行動がつまったデータを元に今後どのような投稿を行っていくのかも決まっていくため、コンサルティングという仕事においてはコンサルタントの腕の見せ所でもあります。
インフルエンサーの活用
近年ではSNSで活躍するインフルエンサーが集客のための広告塔として一躍買っています。ですが事前知識なしにインフルエンサーに広告を依頼しようにもどのようなインフルエンサーに依頼すればいいかという点から難しいためこのようなことをコンサルに依頼するという場合もあります。SNSコンサルであればそのようなインフルエンサーの情報も集積しているはずですので、自社の商品やサービスに合ったインフルエンサーを探してくれるはずです。
SNSコンサルの料金設定について
冒頭に述べた通りSNSコンサルといっても明確な定義や資格が必要ではないため、中にはフリーランスのコンサルも存在します。フリーランスに依頼する場合もちろん、業者に依頼する場合よりも相場は安くなります。おおよそ3〜10万円程度の相場になります。とはいえ金額によってサービス内容は大きく変わりますので業務範囲についてはしっかりと確認しましょう。
コンサル会社に依頼する場合は10万円以上を予算とした方が良いでしょう。15万円から20万円を超えてくる場合より本格的なコンサルティングになっていくはずです。専門的な視点からのアドバイスやSNSでの集客に本気で取り組む場合はこのあたり費用感を目安にすることをおすすめします。
失敗しないSNSコンサルの選び方を紹介
SNSコンサルはまだまだ定義や地位が確立されていないという意味で他の分野のコンサルティングと比較しても選び方が難しいとされています。この章ではそんなSNSコンサルの失敗しない選び方を紹介します。
実績を重視する
そのコンサル会社、もしくはコンサルタントがどのような実績を持っているかは非常に重要な要素です。どのようなSNSアカウントを運用したいと考えているのか、似た業界やアカウントの運用実績があるかどうかはしっかりと確認しましょう。職業としてコンサルタントをしているといっても初めての分野や業界では十分な結果が出せるとは限りません。出来る限り自社の業界に強いコンサルや運用したいSNSに強いコンサルを選ぶようにしましょう。
コンプライアンスを重視する
コンプライアンス、つまり法令や倫理観を遵守できるかどうかは企業のSNS運用にとっては生命線になります。SNSではちょっとした不適切な内容でも大規模に炎上したり、批判を浴びる原因になったりしてしまいます。こうなってしまうと企業の名前にネガティブなイメージがつき、信頼性が著しく損なわれてしまいます。このような状況になることを防ぐには徹底してコンプライアンスを遵守する必要性があります。少しの油断から簡単に企業のイメージが下がってしまうためコンサルを選ぶ際はコンプライアンス意識の高い企業やコンサルタントを選びましょう。
依頼する目的を明確にする
これはSNSコンサル選び以外にも言えることですが、なぜ外部に委託するのかという目的を明確にすることで、適したSNSコンサルを選ぶための助けになります。目的があいまいなままコンサルをスタートすると、たとえ依頼したコンサルが優秀であっても満足できるコンサルティングを受けることができないかもしれません。そのため、コンサルを選ぶためというよりもSNS運用を成功させるためにも、なぜコンサルティングを依頼するのかという目的は明確にしておきましょう。
SNS運用に「絶対」はない
何度も説明している通りSNSコンサルという分野はまだまだ確立されきったものではありません。さらに言えばSNSは不特定多数の人間を相手に行うわけですから、この施策を行えば必ず効果が上がるという戦略やパターンはありません。そのため、SNSコンサルを選ぶ際には「必ず成果が出る」というような成果を保証するような謳い文句には注意しましょう。優秀なコンサルであれば、必ず上手くいかない場合のリスクについても説明するはずです。
まとめ
ここまでSNSコンサルの業務内容や料金設定について解説していきました。冒頭に述べた通りSNSコンサルだけでなくSNS運用代行というサービスも存在しています。もし予算に余裕があったり、SNSコンサルの業務範囲では不十分だと感じた場合にはSNS運用代行を検討するのも1つの手です。SNS運用代行にも、今回紹介したような失敗しない選び方は活用できますので是非参考にしてみてください。
SNS運用は時代に即した強力なWeb集客の手段であると考えられます。しかし、SNSを単体で使うよりも他のメディアと組み合わせることでより効果的に集客を行うことができます。たとえば、単体では拡散力の低い自社サイトでのコンテンツなどとSNSを組み合わせることで拡散力を自社サイトに付与できるというわけです。このようにWeb集客においては複数の施策の組み合わせによる相乗効果が発揮されやすくなっています。そのため、単体の施策だけでなく複数の施策を展開していくことをおすすめしています。
特におすすめするのがコンテンツSEOと組み合わせることです。コンテンツSEOは安定した集客が見込める施策です。たとえばSNS運用と組み合わせることでSNSから自社サイトに流入させ、ユーザーのナーチャリングを進めたり、SNSの流入が低迷した場合のリスクヘッジとしても活用することができます。そんなコンテンツSEOの難点は人的、時間的コストがかかるということです。SNS運用と組み合わせて行う場合にはコスト面がネックとなってしまいます。
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