インスタの企業アカウント運用を成功させるには? インスタの強みやメリットは?
若者を中心に急激にシェアを伸ばしたインスタグラム。近年では企業や個人関わらず集客や商業的に運用されることが増えています。企業アカウントとしてのSNS運用という面でみても他のSNSにはない特徴を持っているため、上手く利用すれば効果的に集客を行うことのできるプラットフォームであるといえるでしょう。この記事では、そんなインスタグラムの特徴や、インスタグラムでマーケティングや集客を行っていくうえでのメリットやコツを紹介していきます。
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このページの目次
インスタグラムの特徴は?
SNSの運用を成功させるにはSNSの特徴をしっかりと抑えておく必要があります。そこでまずはインスタグラムとはどのようなSNSなのかということを解説していきます。
インスタグラムとは、写真や動画のような視覚的コンテンツをメインにしたSNSです。ユーザーは自分の写真や動画を投稿したり、他のユーザーが投稿した写真や動画コンテンツを見ることが目的となっています。元々は写真を共有することがメインでしたが、「ストーリーズ」と呼ばれる24時間で自動的に削除される動画を投稿できる機能によって、日常のちょっとした出来事を気軽に投稿することにも使われるようになりました。
近年ではECとの連携を強化しています。インスタグラム内だけで欲しいものを見つけ、購入するところまで行えるショップ機能が実装されるなどECへの参入も容易になってきています。それ以外にもライブ機能やリールと呼ばれる動画投稿機能などさまざまな機能を取り入れています。
より具体的な特徴としては以下のようなことが挙げられます。
視覚的コンテンツがメイン
あくまでも画像や動画がメインのコンテンツになっています。文字情報はおろかURLを記載できる部分も限られているため、インスタグラムを運用していく際には、画像や動画投稿を中心としたインスタグラム用の戦略をしっかりと立てていく必要があります。
ハッシュタグ文化
インスタグラムでは検索はハッシュタグを使って行うのが一般的です。そのため投稿には文字による説明に加えてハッシュタグを用いた投稿内容の表現が必要です。投稿を行う場合は注意しましょう。ハッシュタグ自体はインスタグラム独自のものではありませんが、特にインスタグラムに関してはハッシュタグを用いる文化が根付いているといえます。
拡散性が低い
インスタグラムではユーザーが良いと思ってもフォロワーに共有する機能がデフォルトで存在していません。そのため同じSNSといってもTwiterに代表されるような爆発的な拡散力というのはインスタグラムには存在しません。もちろんユーザーは気に入った投稿を「いいね」したり、ブックマークすることは可能ですがこれらの機能はあくまでも自分のための機能となっています。
インスタで集客するメリットとは?
インスタグラムは他のSNSとは違った特徴を持っているということが分かったでしょうか。それではインスタグラムを選んで集客を行うメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
認知拡大・ブランディング
インスタグラムは認知拡大やブランディングに一躍買ってくれるでしょう。インスタグラムは拡散力が低い特徴がありますが、画像や動画で視覚情報として企業のイメージやブランディングを訴求することが可能です。そのため文字情報が中心のSNSと比較してもわかりやすく伝わりやすいため企業をロゴやイメージから知ってもらったり、ブランドの世界観や雰囲気を伝えることができるというのがメリットとして挙げられます。
ECとの連携
インスタグラムを集客に用いるメリットはECとの連携が強力であるという点です。画像がメインコンテンツであることを生かし、商品の比較やバリエーションを視覚情報で伝えられる利点があります。つまり、インスタグラムをカタログと見立てて使うことが可能なのです。ストーリーズ機能を使うことでリアルタイム性のあるセール情報や在庫情報を伝えられるという点も一般的なECサイトだけでは難しい部分でありインスタグラムを使うメリットといえるでしょう。また、多くの場合ECサイトだけでは集客を行うことは難しいですが、インスタグラムを用いれば視覚的アプローチからECサイトへの流入を見込める、つまり商品が欲しい人を見つけられるというECサイトにはできないことが可能であるということがインスタグラムとECサイトの連携が強力である理由です。
インスタで集客を行う際のポイント!
ここからは実際にインスタグラムで集客を行う際に気を付けるべきポイントについて解説します。
インサイトを活用する
インサイトとは自社アカウントの投稿がどのような人に見られているのか、どの投稿がどれくらいの人気があるのかなどの情報を見ることができる機能です。この機能は、インスタグラムの運用を行っていくうえでは必須といってもいい機能ですが、アカウントの設定を行わなければ使うことができません。この設定については後ほど解説しますので是非最後までご覧ください。
このようなデータは今後どのような投稿をしていくべきなのかという指針になっていくものですので必ずチェックしましょう。
チェックしたくなる投稿をする
ここまでインスタグラムは画像が中心であると解説してきました。しかし、企業アカウントではただ写真をアップするだけでは中々集客することは難しいでしょう。そのため写真に加えて、文字情報を載せた画像も投稿することが必要となってきます。具体的には、食品会社であれば料理の写真だけでなく、自社製品のアレンジレシピを紹介する画像も投稿するなどの工夫が必要です。重要なのはユーザーがチェックしたい情報なのか、有益な情報なのかということですのでそこに注意しながら投稿の内容を吟味しましょう。
競合を分析する
競合他社でインスタグラム運用に成功している企業がある場合、そのアカウントをしっかりと分析してみましょう。必ず成功のためのヒントが隠されているはずです。また競合他社でないような他分野の企業であってもインスタグラムにおける集客のポイントを発見できる可能性は高いため積極的にチェックするようにしましょう。
ハッシュタグを研究する
投稿に付けるハッシュタグもなんとなくで決めるべきではありません。どのようなハッシュタグが人気なのか、競合はどのようなハッシュタグをつけているのかなどを研究しましょう。インスタグラムにおいては検索はハッシュタグで行われるため特に重要になってきます。
企業アカウント(プロアカウント)の設定方法
企業が使うためのアカウントはプロアカウントと呼ばれています。プロアカウントの中にはクリエイターアカウントとビジネスアカウントに分かれており、実際に企業や店舗でインスタグラムを運用していく場合にはビジネスアカウントを利用していくことになります。このプロアカウントでは、一般のアカウントでは使用できない機能が利用できるようになります。その中には先ほど紹介したインサイトの利用など、運用には欠かせない機能がありますため必ずプロアカウントで運用を行うようにしましょう。
1.一般アカウントの開設
まずは一般のアカウントを開設することが必要です。電話番号もしくはメールアドレスを登録し、アカウント名やパスワードを設定していきます。この際アカウント名やユーザーネームは企業名やブランドに紐づくようなものにしましょう。
2.ビジネスアカウントへの切り替え
登録が完了したら設定>アカウントから「プロアカウントに切り替える」を選択します。企業に適したカテゴリを選択したら「ビジネス」を選択し、企業の情報を登録します。これでビジネスアカウントへの切り替えが完了します。
3.プロフィールの設定
ビジネスアカウントへの切り替えは完了しましたが、これだけでは実際に運用していくには不十分です。プロフィールの設定を行いましょう。特にプロフィールの写真、自己紹介文、URLの設定をする必要があります。
ここまですれば後は実際に投稿を行っていくだけとなりました。プロアカウントの開設は簡単にできるため必ず行いましょう。
まとめ
今回の記事ではインスタグラムの企業アカウントについての開設を行いました。インスタグラムを運用していくうえでのメリットやポイントを理解いただけたでしょうか。インスタグラムは各投稿にURLを貼ることができないという側面を持っていたり、拡散力が高かったりするわけではないため、自社サイトへの流入をどんどん増やしていきたいと考えている場合はインスタグラムだけでなく他の集客施策と組み合わせて行っていくということが必要になってくるでしょう。そのような場合にはコンテンツSEOがおすすめです。コンテンツSEOではSNS運用と比べ1つ1つのコンテンツで継続的な集客を見込むことが可能です。そのため更新頻度はSNS運用と比較すれば少なく済み、併用していく分にもリスクを低く抑えられるのです。
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