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広告施策

SNS広告の費用対効果を最大化させるには? SNSの特徴や費用感を理解しよう

SNS効果の費用対効果最大化

SNSは多くの人が利用するメディアとして実際に運用するだけでなく広告を出していくという面でも優秀です。そのような中で気になってくるのはどのくらいの予算をかければどれくらいの結果が出るのか、つまり費用対効果はどれほどなのかということだと思います。結論から述べれば、どのSNSを選ぶのか、どのような施策を採るのかによって費用対効果は大幅に変わってきます。この記事ではそれぞれのSNSで費用対効果を大きくしていくにはどのような施策を採るべきなのかということについて紹介していきます。

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SNS広告の特徴

そもそもSNS広告とはどのようなものなのでしょうか。SNS広告の効果を上げていくにはその特徴をしっかりと知っておく必要があります。そのためまずは、SNSの特徴を紹介していきます。

 

細やかなターゲティング

SNS毎に詳細は異なりますが、SNS広告の特徴としてターゲティングを細かく行えるということは挙げられるでしょう。近年ではSNSは非常に多くの人に利用されています。世界中、さまざまな年代の人が利用していることからそのような人たちを属性に分け細かなターゲティングを可能にしているというわけです。もちろん広告を出すSNSを選ぶ段階でもどのようなユーザーが多いのかということは知っておく必要があります。そのような意味ではSNS選びの時点で既にターゲティングは始まっているといえるでしょう。

 

潜在層へのアプローチ

SNS広告は潜在顧客へのアプローチにも優れています。潜在顧客へのアプローチとは、基本的には認知拡大です。つまり、まだニーズが顕在化していないユーザーに企業を知ってもらったり、こんなサービスがありますということを知らせたりすることに適しているということです。前述のターゲティングと合わせてどのようなユーザーが潜在顧客から顕在顧客へと成長しやすいのかということを考えながら潜在顧客へのアプローチを行うことが集客力向上につながるはずです。

 

各SNSの特徴

さて、ここまでで紹介したことはあくまでもSNS広告全体の話です。少し話題にも出た通りSNSはその種類ごとにそれぞれの特徴を持っています。ここではそれぞれのSNSに焦点を当てて簡単に特徴を紹介していきます。

 

Twitter

Twitterの特徴はなんといっても拡散力の高さです。リツイートという投稿をフォロワーと共有する機能によって多くの人に情報を届けられるのが特徴です。そのため人に教えたくなるような投稿やインパクトのある投稿が好まれ、拡散されやすい傾向にあります。

広告に関しては、細かなターゲティングが行えることを活かしてターゲットとしたユーザーがどのようなことを拡散したくなるのかということを考えて制作することが必要でしょう。

Instagram

Instagramの特徴は画像と動画がメインのSNSであるということです。いわゆるインスタ映えと呼ばれるフォトジェニックな投稿や、写真を使って商品やサービス、店舗などを紹介するような投稿が人気です。また、ストーリーズという24時間で自動で削除される短い動画コンテンツを気軽に投稿できる点もInstagramがユーザーにとって日常的なSNSになる要因となっています。

Instagramにおいては画像で訴える形の広告が効果的に機能するでしょう。ストーリーズに広告を掲載することも可能であるためセール情報などのリアルタイム性のある広告を出すことにも向いているといえるでしょう。

 

LINE

LINEの最も重要な特徴はユーザー数が多いこと、日常的に利用されていることです。このことから他のSNSではアプローチしづらい層に対してもアプローチすることが可能です。配信先に関してもLINEが運営するさまざまなサービスに対して掲載することができます。拡散性という意味では他のSNSには劣ってしまいますが、ユーザー層や利用用途という意味では他のSNSとは明確に差別化されたプラットフォームであるといえます。

 

SNS広告の費用感について

SNS広告を行っていくうえで気になるのは、どれくらいの予算が必要なのかということでしょう。ここではSNS広告の費用がどのように発生するのかやどれくらいの予算を立てるべきなのかということを紹介します。

基本的にSNS広告のように運用していく広告は2種類の料金体系に大別されます。それが、インプレッション課金とクリック課金です。インプレッション課金は広告が表示された回数に応じて支払う金額が決まるという仕組みです。対してクリック課金は広告が実際にクリックされた回数に応じて支払う金額が決まります。

正直に言ってしまえばSNSにかかる費用は扱うSNS、業界や商材、ターゲット層などで大きく変化してきてしまうため一概にどれくらいの予算を用意すべきかということは言えません。もし、どのようなSNSを使っていくかの見立てがついている場合はこちらの記事を参考に予算について考えてみてください。

そもそも扱うSNSを決めていない段階であれば考えるべきなのはSNS広告の費用対効果をどのように上げていくのかということです。予算の多寡に関わらず費用対効果を上昇させることは重要ですし、ある程度どのSNSにも共通する考え方が存在しています。

 

費用対効果の測定をして改善を行おう

費用対効果を上昇させるためには、ただ広告をだすだけではいけません。重要なのは広告を出した後にあります。その広告がどのような効果を及ぼしているのかということを測定し分析することが重要です。また、分析した内容に応じて広告の内容やターゲティングなどを調整するというサイクルを回していく必要があります。とはいえ、どのようなことに着目して分析していけばいいのかということは難しい点です。ここではSNS広告の費用対効果上昇のために着目すべき数値について紹介します。

 

CPA

CPAはコンバージョン単価のことです。つまり、1件のコンバージョンを得るためにどれだけの広告費が費やされたのかという指標になります。CPAが低いほど費用対効果は高いといえるため、費用対効果を表すための指標として重要な要素です。広告費÷コンバージョン数という計算をすることでCPAを導くことができます。CPAを改善するためには一般的にはコンバージョン数を増やすことが必要です。コンバージョンの定義にもよりますが、購買行動をコンバージョンと定義するのであれば、顕在層へのアプローチを増やす広告を、SNSのフォロワー数を増やしたいのであれば、有益な情報発信をしていることをアピールできるような広告を出すことでコンバージョン単価を下げることに繋がるでしょう。つまり、CPAを下げたい場合は、それぞれのコンバージョンに合った施策を検討していく必要があるということです。

 

ROI

ROIは広告の投資額に対してどれだけ利益を上げられたかを示す指標です。この指標は利益をベースに計算されるため、実際に広告でどれだけの利益をあげられたのかを計算することができます。計算式としては利益÷投資額×100で導くことができます。この指標の利点は実際の採算の面で評価が可能であるということです。その意味ではコンバージョンの定義が直接売上に繋がらないものである場合、上手く利用することは難しいかもしれません。

 

まとめ

SNS広告は手軽な広告手段の1つです。しかし、その手軽さの一方で効率的に結果を出すためには自社に適したSNSで、適切な施策を行い、改善サイクルを回していく必要があります。このことが示すのは費用対効果が高くなるSNS広告とはそれぞれの企業や商品、サービスによって異なるということです。そのためにも、そのSNSを使うのかなどの事前準備や広告を出した後の改善サイクルをしっかりと行っていく必要があるというわけです。

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