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広告施策

動画広告を出すメリットとは? 種類や効果測定や分析の方法も紹介

動画広告を出すメリットとは?

YouTubeをはじめとした動画コンテンツが普及している中で、広告も動画化の波に巻き込まれています。動画広告とは一口にいっても実は色々な形態やメディアがあるため、しっかりと理解したうえで運用していく必要があります。この記事では動画広告のメリットを中心に、動画広告をどのようにして運用していくのかということについて紹介します。

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動画広告とは

動画広告とは動画を使った広告のことです。この定義ではテレビCMや電車内での動画広告なども含まれてしまいますが、この記事ではより狭義に用いられる動画広告、。Web上における動画広告について紹介します。たとえば、YouTubeで動画の冒頭や途中に挿入される広告などがそれにあたります。

株式会社電通などが調査した「2021年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」においては動画広告の広告費は5000億円を突破し、インターネット広告媒体費全体の23.8%にも及ぶ大きな広告媒体の1つとなってきています。前年比にすると130%以上の成長を見せており今後も動画広告の広告に占める割合は大きくなっていくと考えられます。

 

動画広告のメリット・デメリット

このように成長が目覚ましい動画広告という分野ですが、そんな動画広告を実際に広告として出していくメリットやデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

 

動画広告のメリット

情報量が多い

動画は、画像やテキストと比較すると情報量が圧倒的に多いことが特徴です。実際に商品の使用風景を動画として伝えることができることは動画のメリットといえます。また音声情報も扱うことができるため商品説明や音楽による雰囲気付けなど他の広告では出来ない演出が可能です。このような雰囲気が伝えられるというのは動画の特権であり、動画制作を工夫すれば、子ども層や外国人層にもアプローチが可能であるといえるでしょう。

 

認知拡大やブランド価値の向上に優れている

情報量が多いことに起因して、動画広告は認知拡大やブランディングに優れています。これはテキスト・画像と比較して、より多くの種類の認知、たとえば音、動き、テキスト、画像という要素を動画が含んでいるため購買行動の際に想起されやすくなるということです。

SNSで拡散されやすい

SNS上で動画広告を出す場合、内容が面白かったり、タメになったりするような内容であれば拡散され期待以上の効果を発揮する可能性があります。広告といえば商品やサービスを買ってもらうためのものという印象が強いかもしれませんが、このように拡散されることで価値を生み出す広告もあるということを頭に入れておきましょう。

 

動画広告のデメリット

テキスト・画像と比較し費用が掛かる

当然ですが、テキストや画像を用意するよりも動画の方が費用がかさんでしまいます。単に費用だけでなく時間という意味でもコストが高くなってしまうため、動画広告を制作する場合にはしっかりとした計画が必要です。

 

質が重要である

どの広告のクリエーションにおいても同じではありますが、特に動画広告の場合は質が重要視される傾向にあります。たとえば、プラットフォームによっては動画広告の質が低いがゆえにスキップされてしまったり、内容が不適切であるがゆえに炎上してしまうというリスクも背負っています。このような質の低い広告は会社を知ってもらうどころかマイナスなイメージを付けてしまうため十分に注意しましょう。

 

直接購買行動を引き起こすのは難しい

動画広告では広告を見た人が直接購買行動を起こす割合が低いことが知られています。そのため動画広告は商品やサービスを知ってもらう、興味を持ってもらうことを目的にすることが望ましいでしょう。

 

どのようなメディアで出せるのか 広告の種類は?

一口に動画広告といっても色々なものが存在しています。ここでは代表的な動画広告の種類、そして動画広告を出すことができるプラットフォームについて紹介します。

 

動画広告の種類

動画広告の種類は大きく分けて3種類あります

・インストリーム広告

・インバナー広告

・インリンク広告

 

インストリーム広告

インストリーム広告は最も利用されている動画広告です。YouTubeの動画の最初や途中に流れる動画広告のようにプラットフォーム内での動画の再生に付随して流れる広告がインストリーム広告です。インストリーム広告にも種類があり、流れるタイミングによって分けられています。動画の最初に流れるのがプレロール広告、途中に流れるのがミッドロール広告、最後に流れるのがポストロール広告です。それぞれに特徴がありプレロール広告・ミッドロール広告は視聴率が高くなります。これはどちらも目的の動画を見るためには広告を見なくてはいけないためです。逆にポストロール広告では視聴率は低くなってしまいます。そのため動画の内容と合った広告を出すなどの工夫が必要です。

 

インバナー広告

インバナー広告は一般の広告枠にディスプレイ広告として配信される動画広告です。ディスプレイ広告と同様にターゲティングを行うことが可能であるためユーザーの興味関心や属性ごとに最適化が可能であるため他の動画広告よりもCV率を上げることが可能です。

 

インリード広告

インリード広告は記事の途中で再生される動画広告です。主にスマートフォン向けの広告であると考えられています。動画が画面に表示されないと再生されないため記事をしっかりと読むユーザーにしか見られることがありません。逆に言えば記事に合わせて記事をしっかり読む人が興味を持ちそうな広告にすることで効果を上げることができるでしょう。

 

動画広告のプラットフォーム

YouTube

動画コンテンツは近年非常に高い人気を誇っており、その動画コンテンツのプラットフォームといえばYouTubeが真っ先に挙げられるでしょう。2020年の時点でそのユーザー数は6500万人を超えており幅広い年齢層が利用するプラットフォームとなっています。そのため、細かなターゲティングが可能になっており動画広告を出すにはうってつけのプラットフォームといえるでしょう。

 

Twitter

Twitterはリアルタイム性と拡散性に優れたSNSです。Twitterでは新しい投稿がアップされると古い投稿は下へと流れていきます。そのような投稿と投稿の間に広告が表示されるためユーザーの目に留まりやすいことが特徴です。また、広告も投稿と同様にユーザーによる拡散が可能であるためタメになったり、インパクトがあったりする広告であれば拡散され、他の広告よりも費用対効果の高い広告になる可能性もあります。

 

Instagram

Instagramは元々は画像を中心としたSNSでしたが、24時間で自動的に削除される動画コンテンツの「ストーリーズ」や動画を投稿できる「リール」のような機能によって動画コンテンツとの親和性もあるSNSになってきています。運営元はFacebookを運営するMetaであり精度の高いターゲティングも可能になっています。

 

TikTok

Tiktokは比較的新しいSNSの1つです。短い動画コンテンツに特化したSNSであり、若年層に人気があるため、特に若年層向けの広告を出したいと考えている場合には、ピッタリのプラットフォームであるといえるでしょう。

 

動画広告を効果的に運用するポイントとは

動画広告を運用していくうえで気を付けるべきポイントはいくつかあります。

目的・ターゲットを明確にする

なぜ動画広告を出すのか、誰に向けて出すのかということは動画広告で結果を出すためには不可欠といえるでしょう。たとえば認知拡大が目的なのか、商品やサービスを買ってもらうことが目的なのかによって広告制作の内容や広告を出すプラットフォームまで異なってきます。これはターゲットにおいても同様のことがいえます。

 

動画広告のクリエイティブ

クリエイティブとは動画広告の制作物、つまり実際に掲載する動画広告のことです。このクリエイティブの質や雰囲気が重要となります。というのも掲載するメディアや、プラットフォームの雰囲気に馴染むようなクリエイティブの方がユーザーに違和感を抱かせずに広告と接せられるようにできるということです。

 

動画広告の効果測定の方法を紹介!

動画広告も例に漏れず掲載後の効果測定が重要な施策となっています。ここでは動画広告の効果測定においてどのような指標を確認してけばいいのかを広告掲載の目的ごとを紹介します。

 

認知拡大が目的の場合

認知拡大が目的の場合、動画がどれくらい再生されたのか、再生された動画がどれくらいの時間見られたのかということが重要になります。

そのため認知拡大を目的に動画広告を出す場合効果測定のための指標として

・動画の再生回数

・動画の再生時間

をチェックするようにしましょう。

 

購買が目的の場合

実際に商品やサービスを買ってもらうことが目的の場合には動画広告がどれだけクリックされたか、その流入からどれだけ購買されたかということが重要です。そのため

・どれくらいクリックされたのか

・クリックされたうち購買に繋がった割合はどれくらいなのか

・1回購買されるあたりどれだけの広告費がかかっているのか

をチェックするようにしましょう。

 

ブランディングが目的の場合

ブランディングが目的の場合、動画をどれくらい長く見てもらえたのかということが関係してきます。長く見てもらえる方が記憶に残りやすいですし、ブランドのイメージについてより多く知ってもらえるということになるからです。そのためブランディングが目的の場合、

・動画の完全再生回数(最後まで視聴された回数)

・動画の視聴時間

・離脱のポイント

をチェックしましょう。

 

まとめ

今回の記事では、動画広告について動画広告とは?という基礎から動画広告を運用していくうえでのポイントや効果測定の方法まで解説しました。動画広告と一口にいってもプラットフォームや種類によってユーザー層や形式が全く異なるということが伝わったと思います。このようなことがあるため、動画広告を運用していく際は自社がどのようなことを伝えたいのかに加えて広告を出すプラットフォームや種類の分析というのも必要になってくるというわけです。

動画広告と他の集客施策を組み合わせるということも強力な選択肢といえます。

たとえば、動画広告から自社サイトに流入したあと、自社サイトに魅力的なコンテンツがあることで、ユーザーの自社へのイメージをより良いものにできるでしょう。このように自社サイトでコンテンツを発信していくコンテンツSEOは組み合わせて行う際に効果的に作用します。しかしコンテンツSEOは効果が出るまで中長期的に行っていかなければいけないため、かなりの労力を伴う施策です。そこでWeb集客マガジンアトラクトを運営する株式会社イツザイは、気軽にコンテンツSEOをスタートできるサービスを提供しております。このサービスはコンテンツSEOの企画から投稿まで弊社にお任せいただくことで、お客様の労力や打ち合わせを極限まで減らしたプランとなっています。具体的にはお打ち合わせは基本的にスタート時のみ、それ以降は毎月サイトの現状に関するレポートをお送りさせていただきます。コンテンツSEOの内製化やコンサルティングと比較しても少ない工数で毎月コンテンツを発信していけるサービスとなっています。

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